2016年6月16日から19日にかけて開催されていた、世界最大規模の近現代美術のアートフェア「Art Basel」に行ってきました。
世界33カ国から286のギャラリーが参加しています。(半年近く経ってしまいましたが、、、)
会場はスイス北西部の都市バーゼルです。天気はあいにくの曇り。
会場に到着しました。かなり大きいです。
まずは荷物は預けます。
入場にあたってはセキュリティチェックがあります。
会場には作品がたくさんあり、2日かけても全部見ることは出来ない程でした。
中央の広場はフードコートになっていました。
チーズのみを提供するお店。さすがスイスです。
シーフードもあります。
そしてなんとたこ焼き。
普通に美味しかったです。
そして緑茶は甘い。緑茶要素がどこにあるかわかりません。名前だけでしょうか。
続いて、ギャラリー会場での展示以外にも、巨大サイズのアート作品が展示される「Art Unlimited」の会場
「従来のフェアのブースの制限を超えるようなプロジェクト、例えば、特大の彫刻や絵画、動画、巨大なインスタレーションやライブパフォーマンスなど」を88点見ることができます。
ベルリン在住の日本人アーティスト・塩田千春さんの作品
"Accumulation: Searching for Destination"
イギリス出身のモダンアートを中心に活躍するトレイシー・エミンのネオン作品
1962年にAlison Knowlesが制作した "Make a Salad" は、3人の人が観衆の前でサラダを作る上演作品です。
サラダを作るには1時間半かかりますが、ボウルに大きなマイクが付いていることを別にすれば、まるでキッチンに立って一緒にサラダを作っているように見えます。
サラダができたら、観客はボウルに入ったサラダをもらい食べます。
この作品は1960年代からのFluxus運動の一環として、2008年と2012年にニューヨーク市のハイラインにあるTate Modernで上演されました。
一番のお気に入りはこちらの作品。
Laura Limaの "Ascenseur"
手は、届かない場所にある鍵を必死に探しています。
誰がこの手を助けてあげるでしょうか。誰が鍵を手が届く範囲に移動させるでしょうか。
パフォーマンスに参加できるならうれしいと、人々は助け舟を出します。
私自身を含め他のほとんどの人も横から見て楽しみ、次に手がどうするかを見ていました。
非常にシンプルですが、人間の存在、共感、同意、相互関係のコンセプトに焦点を当てたものです。
ロケなのかわかりませんが、謎のお相撲さんコスプレの人がいました。
次回は香港(2017.03.23–25)にて開催されます。
www.artbasel.com
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