今回紹介するのは「Rataskaevu16」というレストラン。
エストニアのチームメンバーが、タリンに来るなら絶対に一度は行くべき、とオススメしてくれたレストランです。
調べてみると、トリップアドバイザーで1位になっており、期待が高まります。
そして、実際に行ってみたのですが、料理と接客が素晴らしすぎて、
1週間の滞在中に2回も足を運んでしまいました。
店名の「Rataskaevu16」は住所です。シンプルなネーミング。
旧市街地にあり、ラエコヤ広場からも徒歩5分ほど。
目印はこの井戸。中央に見えるのがお店です。
店内は落ち着いた雰囲気です。
エストニアのレストランでは、必ず最初に黒ライ麦のパンが出てきます。
エストニアの伝統的な料理です。
パンには少し塩がふりかけてあって、バターとつけて食べると絶妙な美味しさです。
前菜のパンプキンスープをいただきます。
まろやかでとても美味しい。
すぐに飲み干してしまって、メインを待っていたら、イケメンの店員さんが
「もう食べ終えちゃったの?・・・もしかして早食い選手権のチャンピオンですか?」
と声をかけながらお皿を下げてくれました。
日本語で文章として書いてしまうと、伝わりにくいのですが、
嫌味な感じは一切なくて、本当に驚いたような感じなんですよね。
とてもナチュラルな感じだったので印象的でした。
私自身、学生の頃に個人経営の居酒屋でアルバイトをしていた経験もあったので、
「ああ、こんな風に声をかけるのもアリなんだな」
と感心していました。
「ゆっくり食べたかったけど、美味しすぎたから我慢できなかったんだよ」
と伝えると
「ありがとう。じゃあ急いで次のメインを持ってくるね」
と返ってきました。
そして、メインのお肉のプレート。
エストニアのレストランでは、付け合せの野菜にこだわっているところが多い印象です。
この人参のペーストもとても美味しかった。
食後はコーヒーとデザートをオーダー。
いざ飲もうとコップを持ち上げると・・・
手書きのメッセージが。粋すぎる。
見つけた瞬間、思わずニッコリしてしまうんですよね。
「アリスが不思議の国で過ごしたように、あなたの一日も素晴らしくなりますように」
どうすれば、そんなオシャレな言葉が出てくるの????
ただただ感動。
ちなみに下のイラストは店員さんの似顔絵。
「似てるね」と伝えると「でしょ?練習したんだ!」と無邪気に笑っていました。
デザートには、このお兄さんオススメのフローズンブルーチーズケーキをオーダー。
デザート用のフォークを先に持ってくる時には
「デザートと戦うために、最高の武器を用意したよ」
と言いながら持ってきてくれました。笑
そしてケーキが最高に美味しい。
2回ともこのケーキをオーダーしました。
この写真は2回目の時に撮影したものですが、今回も手書きのメッセージが。
なんというホスピタリティ。
単純に手書きのメッセージを用意している、っていうだけじゃないんですよね。
入店からオーダー時の接客も含めて、トータルでホスピタリティに溢れているからこそ、
最後にこの手書きのメッセージが出てくると感動していまいます。
料理と接客に大満足。
名残惜しいですが、お会計を頼みました。
レシートにも手書きのメッセージ!!!
「素敵な一日を。ありがとう。」
これはずるいよ。
タリンに行くことがあればもう一度ここに行きたい。
というか、このお店に行くためにタリンに行きたい。
それほどまでにこのお店が好きになりました。
【お店情報】
店名:Rataskaevu16
住所:Rataskaevu 16, 10123 Tallinn
www.tripadvisor.jp
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